USA Men’s 3000
CdWHTcnW8AA7aTA
本日から始まった全米室内選手権ですが、注目の男子3000mは下馬評通りバウマン・トラック・クラブ(以下BTC)のライアン・ヒルが制したことが分かりました。2位にはアメリカ軍からのダークホースであるポール・チェリモが入っています。

レースは、元室内5000mアメリカ記録保持者であるロペス・ロモングが中ほどまでペーサーを務めるなど、早い段階からBTC勢が抜け出す展開となりました。第2集団はオレゴン・プロジェクトのエリック・ジェンキンスが引っ張り、そこに同じくORGPJのゲーレン・ラップやバーナード・ラガト、OTCのハッサン・ミードが続き、先頭を追うものの、チェリモを除き先頭までを捉えることはできずにフィニッシュとなりました。

まだ26歳であるライアン・ヒルですが、今シーズン米国では最も勢いのある選手であり、今回のラストラップも27秒台で上がるなど、その好調ぶりを見せつけた結果となりました。全体的に記録が低迷している今室内シーズンにおいて、世界室内での活躍は十分に期待できそうです。

マラソンからの早急な対応で話題となったゲーレン・ラップですが、8位に沈んでいます。マラソン後は1日のみオフを取りトレーニングを再開したということで、調整は間に合わなかった模様です。今後はオフを経て、屋外シーズンへ備えるとのこと。

今シーズン序盤で故障し、今回の全米選手権が今シーズン初レースとなった前世界室内銀メダリストであるバーナード・ラガトは、状態が心配されましたが、代表獲得はならなかったものの、ジェンキンスに続く4位と健闘を見せました。41歳となったラガトですが、残り400mは57秒(ラスト200mは28秒25)という、ヒル、チェリモに続くラップタイムを刻み4人を抜くなど、そのラストスパートはまだ健在のようです。怪我から復帰したてということなども考えると、夏の屋外選手権では再び優勝争いする可能性も大いにあるのではないでしょうか。

【動画】http://www.usatf.tv/gprofile.php?mgroup_id=45365&do=videos&video_id=167981

http://www.letsrun.com/news/2016/03/usa-mens-3000-ryan-hill-stamps-medal-contender-paul-chelimo-kicks-way-onto-team-usa-classic-race/