世界の中長距離

「世界の中長距離を語ろう」のまとめです。 有用な情報を抜き出して載せていきます。

カテゴリ: ゲンゼベ・ディババ

Genzebe Dibaba Gets World Record #6, Runs 5:23.75 for 2,000 Meters in Sabadell, Spain

昨日、エチオピアのゲンゼベ・ディババが6つ目の世界記録を手にしました。1994年から約13年間保持されてきた世界記録(5:30.36)を、約5秒更新する5分25秒36の世界記録を樹立しています。

昨年は、彼女のコーチであるジャマ・アデンが、ドーピングで逮捕されるなどアクシデントもありましたが、今年も彼女の快進撃は続きそうです。

http://www.letsrun.com/news/2017/02/genzebe-dibaba-gets-world-record-6-runs-523-75-2000-meters-sabadell-spain/

Dibaba returns to Monaco
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毎年中長距離種目において記録、勝負ともに名レースが行われているモナコDLですが、今年も早速注目のエントリー情報が入っています。

今季10000mに出場という情報がありながらも、故障により10000mを回避したゲンゼベ・ディババが、7月15日に行われるモナコDL3000mに出場することが明らかにされました。今年も破竹の勢いであった彼女だけに、怪我の問題は心配されるところですが、昨年同様好レースが期待されることです。

http://www.iaaf.org/news/news/monaco-diamond-league-2016-dibaba

Dibaba only run in the 5000 Games in Rio
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1500m世界記録保持者であり、先週も室内1マイルの世界記録更新を成し遂げたエチオピアのゲンゼベ・ディババですが、今年開催されるリオ五輪に、自身が世界記録を保持する1500mではなく、5000mのみでの出場を予定している旨の発言を行っています。

まだ2月であることから、この発言の真相は決定ではないと思われますが、昨年の世界選手権でも圧倒的な勝利を成し遂げた1500m出場の可能性を否定し、2種目出場でもなく、5000mのみの出場を望む発言に、Letsrunなどでは様々な憶測を呼んでいるようです。

また、今後の予定に関して、今シーズンは世界室内、屋外シーズンに関してはダイヤモンドリーグのオスロ、ユージン大会に出場予定であると語っています。

http://www.marca.com/atletismo/2016/02/19/56c71df722601d6a608b45de.html

Jama Aden interview: Coaching Genzebe Dibaba
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・ジャマ・アデンは、ゲンゼベ・ディババの他、アヤンレ・スレイマン、タウフィク・マクルフィ、アブバケール・カキなど、世界で最も成功した中距離選手のコーチの1人。
・ゲンゼベ・ディババは、1500mを3分47秒で走ることができる。
・最初にコーチングを任された際、彼女には天性のスピードがあると判断し、必要なのは走行距離であると判断した。
・今年はまだスピードトレーニングを行っていないが、彼女は速く走っている。鍵は走行距離を維持し、トレーニングを繰り返していくこと。
・6×800m(R=2-4min)を2:04、2:03、2:04、2:03、2:02、1:58で行った。
・昨年の北京世界選手権直前には4×1500m(R=4-5min)を4:06、4:04、4:03、4:02で行った。
・昨年のモナコDLでは、2周目のラップが64秒であった。これを62秒にしたい。
・今年は3000mの世界記録8分06秒を狙う。
・3000mの記録更新は確信しているが、5000mはペーサー次第。
・800mは1分54秒で走ることができると考えており、世界記録(1分53秒28)に肉薄するだろう。

http://www.athleticsweekly.com/featured/jama-aden-interview-coaching-genzebe-dibaba-38335/

Genzebe thinks steeple
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1500mの世界チャンピオンであり、世界記録保持者でもあるゲンゼベ・ディババが、自身の1500mの保持する世界記録、3分50秒07をさらに更新できると考えていることが分かりました。
「将来的に何が起きるかは分からないが、同じ量のトレーニングとその結果を維持することができれば、更新は可能であると思っています」 
また、驚くべきことに3000mSCにも興味があると話します。

「3000mSCをやってみたいです。単純にスケジュールの問題で、五輪で1500m、5000m、3000mSCを走ることが不可能であるということは分かっていますが、挑戦してみたいです」
その中距離種目における走力は驚異的なものを持っているだけに、もし本当に3000mSCに参戦すれば、記録はどうなるか分かりませんが、現在3000mSCを専門にしている選手にとって脅威となることは間違いないでしょう。

https://www.facebook.com/RunBlogRun/posts/10156302557320177

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