世界の中長距離

「世界の中長距離を語ろう」のまとめです。 有用な情報を抜き出して載せていきます。

カテゴリ: ニック・ウィリス

Nick Willis Set a Record by Running a Sub-4 Mile for the 19th Straight Year. Here’s How He Did It
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1月19日、ニック・ウィリスは、3分58秒63を記録しました。37歳になったウィリスですが、これで19年連続のサブ4マイルを達成したことになります。ラップタイムは1:01.64ー59.02ー59.30ー58.68で、ジョン・ウォーカーが1973年から1990年まで18年連続達成していたサブ4の記録を破ることになりました。

ウィリスは、これまでの長いキャリアで、4回の手術、5回の疲労骨折をはじめとして、数えきれないほどの不調を乗り越えてきましたが、最近はモチベーションの低下を感じているといいます。

「若い頃に比べて、思い通りにいかないことにストレスを感じました。ラストスパートも、以前のようにはいきません。その理由との闘いでした。しかし、37歳になって、一歩下がってそれを受け入れることができるようになりました。」

「私はもう3分50秒の選手ではありません。4分が目標なのです。」

https://www.runnersworld.com/news/a35272510/nick-willis-sub-4-minute-mile-streak-record/

Nick Willis sets sights on medals in two races at Commonwealth Games
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ニュージーランドのニック・ウィリスは、2018年にグラスゴーで行われるコモンウェルス・ゲームズで1500mと5000mの2冠に挑戦します。
実は、2014年に同様の挑戦を試みていますが、残念ながら1500mは銅メダル、5000mでは10位に終わっています。
「5000mのトレーニングが十分ではなかったのです。今回は、バランスを重視したいと思っています。つまり、持久力を高めながらも、あまりスピードを落とさないようにするのです。」

今年は、ウィリスにとって不完全燃焼となる年でした。怪我により、十分な状態でレースに臨むことができなかったのです。しかし、それでもフィフス・アベニュー・マイルを始め、トラックレースで燃焼できなかった分を、秋から冬のレースにかけて結果を残してきました。
すでに34歳という年齢に達し、ベテランと呼ばれる年齢に達した彼ですが、まだピークには達していないと彼は語ります。

「私が白髪になった時でも、ライバル達が脅えるくらいでなければ」

http://www.nzherald.co.nz/athletics/news/article.cfm?c_id=19&objectid=11965428&ref=rss

Why Nick Willis is looking to be on top of the world
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ニック・ウィリスは、昨年のリオ五輪で悲願の銅メダルを獲得しました。それは2008年の北京五輪で銀メダルを獲得して以来のことです。
「もし、(ケニアのアスベル・キプロプのように)常に世界のトップに君臨していたとすれば、ハングリーでいることは非常に難しいでしょう。しかし、私は世界大会で成功を手に入れられなかったことが数多くあるのです」

失敗をポジティブに捉えるのは、彼の性格なのでしょう。それが彼に、34歳という年齢ながらも世界有数のキック力を維持させ、今の位置に存在させ続けているのです。この春、彼はシンスプリントに悩まされ、4~6月は、半分トレーニング、半分クロストレーニングを行ってきました。それでも回復しなかったため、10日間のオフを取り、全てを手放して回復を手に入れ、過去数週間、着実にトレーニングを積み重ねてきました。そして、今年の目標である世界選手権の出場のための記録を、来週のブリュッセルDLで狙おうとしています。

「トレーニングはすべてうまくいっています。世界選手権に向け、体調が確実に上がってきているのを感じるのは、とても興奮します」
決して良くはない経験の数々と持ち前のハングリーさが、悲願のメダルへの道しるべとなります。

http://www.nzherald.co.nz/athletics/news/article.cfm?c_id=19&objectid=11885634

Nick Willis has eyes on Tokyo Olympics
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まだ今年のオリンピックすら始まっていないにも関わらず、ニック・ウィリスは彼自身が既に東京オリンピックに向けて動き出しているのを感じています。
「もし2年前、同じことを聞かれていたら、絶対に不可能だと答えていたでしょう」
ここ3年間で、ウィリスの走行距離は徐々にですが増加してきました。また、今年の最大の目標であるリオ五輪に向け、彼のキャリアでは初の試みとなる、筋力+コンディショニングに関する計画に本格的に着手しています。現時点で故障もなく、五輪で結果を残す準備はできていると話します。

また、今年は五輪以外にも目標が存在しています。一つ目はポートランドで行われる世界室内において、2年前の世界室内で失格になった雪辱を晴らすということ、二つ目は、ジョン・ウォーカーの保持する1マイルのニュージーランド記録である3分49秒08を更新することです。
「うまくいけば今年中に更新することができるでしょう。私の1500mの自己記録である3分29秒66が出されたような状況になれば、間違いなく更新することができます。全体的な計画を考え、6月付近にヨーロッパで狙うことになると思います。」

「2016年になりましたが、私はまだトレーニングを楽しんでいますし、素晴らしく、楽しい経験と実績が積み重なっていきます。スパイクを脱ぐのはまだ当分できなさそうです」

http://www.nzherald.co.nz/sport/news/article.cfm?c_id=4&objectid=11580852

Nick Willis taking it year-by-year - maybe until 2020 Olympic Games
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30歳を超えながらも、今季も次々と結果を残し、非アフリカ勢ながらも1500mにおいて最も強い選手の一人であろうニック・ウィリスが、2020年五輪まで彼の中距離キャリアが続くかもしれないと話していることがわかりました。
「私はまだ自分の力が衰えていくようには感じられません」

「いつか私も5000mに移行する時が来るでしょう。しかし、その時がリオ五輪まで来ることはありません。もしかしたら、その先のオリンピックまでも」 

http://www.stuff.co.nz/sport/other-sports/67110285/nick-willis-taking-it-yearbyyear--maybe-until-2020-olympic-games

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