世界の中長距離

「世界の中長距離を語ろう」のまとめです。 有用な情報を抜き出して載せていきます。

カテゴリ: オレゴン・プロジェクト

Galen Rupp and Mo Farah will run in the Pre Classic, events TBD: Oregon track & field rundown
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オレゴン・プロジェクトでトレーニングを行っているロンドン五輪金・銀メダリストであるモハメド・ファラーとゲーレン・ラップですが、冬季明けのシーズンには室内レースからは離れ、ロードレースで活躍をしてきました。ラップに関しては初マラソンながらもリオ五輪米国代表の切符を勝ち取り、ファラーは、宿敵らに敗れながらも、世界ハーフで銅メダルを獲得しました。

気になる彼らの今後ですが、プレフォンテイン・クラシックに出場する予定であるとアルベルト・サラザールが述べています。種目に関しては明言していませんが、ラップに関しては以下のように述べました。
「我々はこれから、プレフォンテイン・クラシックの前にマラソントレーニングを完了し、かつ全米選手権10000mへの準備ができていなければなりません。そして通常、私は五輪予選の前に10000mを走ることは好みません。」 

以上のコメントから、ゲーレン・ラップがプレフォンテイン・クラシック5000mに出場する可能性が示唆されましたが、懸念材料としては、マラソントレーニングからの移行がどの程度完了しているのかに左右されると言えます。

http://www.oregonlive.com/trackandfield/index.ssf/2016/04/thursday_morning_news_notes_li_39.html#incart_river_index

Shannon Rowbury - Consistency is Key
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先日行われた全米室内3000mを制したシャノン・ローバリーですが、現在アメリカで最も勢いのある選手でありながらも、彼女のキャリアはもはやベテランとも言えるものであります。しかし、彼女はまだ行く先の地平線上に進歩の光を見ています。

現在31歳となった彼女ですが、トレーニングによってさらなる高みへと行けることを確信しています。
「私は長年にわたって怪我をすることなく、トレーニングを積み重ねることができました。加えて、私には才能があり、また陸上競技に関して知識も備えています。その知識はレースで非常に役立つものであり、自信も与えてくれるのです」 

「今年は非常に厳しいトレーニングを積んできました。世界室内はタフな戦いになるとは思いますが、メダルを獲得するために最良の戦いをしたいと思っています」 

http://www.usatf.org/News/Shannon-Rowbury---Consistency-is-Key.aspx

Nike Oregon Project Stars Matthew Centrowitz

ナイキ・オレゴン・プロジェクトに所属するマシュー・セントロウィッツに、Letsrun.comがインタビューを行っています。

・昨年は、全米選手権と世界選手権の間が長く(9週間)、精神的にも肉体的にも疲弊していた。今年は6週間であり、それが良い結果をもたらすかもしれない。
・全米室内では3000mに出場する可能性もある。今週末の1マイルの結果次第でどちらに出場するか決定する。
・ゲーレン・ラップがマラソンを走るということに気が付いたのは1週間前。
・ゲーレンとは一緒にトレーニングを行うこともあるが全てではない。だいたい10日に1回程度。特に彼のテンポランを一緒に行う気はない。
(ソースURLにはロウバリーやシモンズの情報もありますが、セントロの部分のみ抜粋)

http://www.letsrun.com/news/2016/01/nike-oregon-project-stars-matthew-centrowitz-plus-nick-symmonds-update/

Former Oregon distance runner Eric Jenkins makes a strong pro debut
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オレゴン大学出身で、オレゴン・プロジェクト所属のエリック・ジェンキンスが、先日のトラックタウンUSAハイパフォーマンス・ミーティング3000mにおいてデビュー戦を飾りました。結果は惜しくもポール・チェリモに敗れる、7分44秒68という結果に終わりましたが、ジェンキンスは落胆していません。
「思うほど最終ラップは動きませんでした」

「しかし我々は今、高強度なトレーニングを行っている最中であり、そこまで落胆はしていません。シーズンオープン戦としてはまずまずでしょう」
オレゴン大学からオレゴン・プロジェクトのトレーニングへの適応は、思った以上に困難であったと述べるジェンキンスですが、アメリカ中長距離界若手のホープだけに、今後の活躍に期待です。

http://www.oregonlive.com/trackandfield/index.ssf/2016/01/saturday_morning_news_notes_li_35.html

With Olympic Year Looming, Mary Cain Has Gone “Back To The Basics” And Returned Home
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オレゴン・プロジェクトで、プロ選手としてオレゴン大学に通いながら活動を続けていたメアリー・ケインですが、先日、現在はニューヨークの両親の下で、フォーダム大学に通いながらプロ選手として活動を続けることを選択したことが分かりました。今シーズンは本調子も発揮できておらず、ファンの間では既に噂が流れていたようですが、高校を卒業し、両親と離れた環境でプロと大学の両立には苦戦を強いられた模様です。

しかし、オレゴン・プロジェクトを脱退することはなく、アルベルト・サラザールの指導のもと、オリンピックを目指すとのことです。

http://www.letsrun.com/news/2015/10/with-olympic-year-looming-mary-cain-has-gone-back-to-the-basicsand-returned-home-cain-living-at-home-attending-fordham-university-and-still-part-of-the-nop/

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