世界の中長距離

「世界の中長距離を語ろう」のまとめです。 有用な情報を抜き出して載せていきます。

カテゴリ: ケニアの選手・話題

After The Outrageous French Protest Got Him Disqualified, Ezekiel Kemboi Quickly Unretires
Kemboi
先日掲載しましたエゼキエル・ケンボイの引退報道に関しまして、4位に入賞したフランスのマイディーヌ・メキシベナバの抗議によるケンボイの失格が判明した直後、本人により今大会限りでの引退が撤回されています。2017年の世界選手権でのメダル奪回を目標とするとのことです。

訂正が遅くなり、誠に申し訳ありませんでした。今後とも世界の中長距離をよろしくお願いいたします。

http://www.letsrun.com/news/2016/08/outrageous-french-protest-got-disqualified-ezekiel-kemboi-quickly-unretires-will-coming-london-2017-re-claim-medal-france-no-limits/

Farewell to the GOAT: Ezekiel Kemboi, the World’s Greatest Steeplechaser, Retires
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リオ五輪3000SCで銅メダルを獲得したケニアのエゼキエル・ケンボイが、今大会をもって陸上競技の第一線を退くことを発表しました。2003年の世界選手権での銀メダル獲得から始まった彼の怒涛のキャリアは幕を閉じることになりますが、その強さと同等に、彼のレース後のパフォーマンスや笑顔は、世界中のファンから惜しまれることとなるでしょう。
「今日、正式に陸上競技から引退することを発表します。世界中のファン、ケニアの人々、そして私の家族に感謝します。」

しかし、今や、彼は陸上競技のない生活を楽しみにしていると言います。また、独特のハードリングを行う今大会金メダリストのキプルトに関して、彼のトレードマークの笑顔と共にこのように述べています。
「もう引退したので、ハードリングを教えてあげることはできます。もしイェーガーも望めば教えてあげます。しかし、彼らは私に良い金額を払う必要があるだろうね」 

http://www.letsrun.com/news/2016/08/farewell-goat-ezekiel-kemboi-worlds-greatest-steeplechaser-retires/

KIRWA YEGO RUNS WORLD-LEADING 58:44 AT ROME-OSTIA HALF MARATHON
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昨日イタリア・ローマで行われたオスティア・ハーフマラソンにおいて、ケニアのソロモン・キルワ・イェゴが、今季世界最高記録となる58分44秒で優勝したことが分かりました。同じくケニアのウィルソン・キプロプの保持していたコースレコードを31秒更新するだけでなく、自身の自己記録を1分20秒も更新しており、素晴らしい飛躍を成し遂げたと言えるでしょう。2位にはレオナルド・ランガトが、こちらも自己記録を更新する59分18秒で入賞しています。

女子部門は、次のレースに向けたテストを兼ねて出場したと話す、エチオピアのWorkenesh Degefaが1時間07分08秒で優勝を果たしました。

http://www.iaaf.org/news/report/rome-ostia-kirwa-yego

Karoki and Wacera regain World’s Best 10K titles in Puerto Rico
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昨日プエルトリコで行われたワールド・ベスト10kにおいて、ケニアのビダン・カロキが27分42秒で優勝を果たしたことが分かりました。

男子部門のレースは5kを13分55秒で通過しました。ディフェンディングチャンピオンであるサミー・キトワラは20分を過ぎたあたりで途中棄権し、最終的にカロキ、スティーブン・サンブ、Leonard Barsotonの3人に優勝争いは絞られましたが、カロキが残り500mで他を突き離し、同レースでは2011年以来最速となるタイムでの優勝を成し遂げました。
サンブが3位に27分48秒で入り、続いてJohn Mwangangi、ジュリアス・コゴが28分00秒で続きました。

女子部門は、最初の3kを10k31分を切るペースで始まりましたが、男子と同じく残り500mから後続を引き離したケニアのMary Waceraが31分48秒で勝利を果たしました。2位には同じくケニアのリネット・マサイが31分54秒、3位にはVeronica Nyuaraiが1秒差で続いています。

http://www.iaaf.org/news/report/worlds-best-10k-karoki-wacera

Choge goes to Portland with gold medal ambitions
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昨年、アキレス腱の故障により夏のトラックシーズンを全て棒に振ったケニアのオーガスティン・チョゲは、来月世界室内に出場するべくアメリカへと渡ることになりますが、そこでの金メダル獲得に自信を持っています。

今シーズン、チョゲは予想外の結果からスタートを切りました。トップ20以内を目標として、足慣らしのために出場したケニア警察XC選手権で、ジョフリー・キプサングに次ぐ準優勝を果たしたのです。
「私は昨シーズンアキレス腱の怪我で全てを棒に振ったのです。」 

「サイクリングマシンで状態のキープに努めつつ、10月にやっと簡単なジョギングを始め、厳しいトレーニングに12月から取り組んできました。期待を大きく上回る結果だったのです」
その後もドイツでの室内レースで、世界室内3000m前回覇者であるカレブ・ディクを破り2連勝するなど、今季の活躍は目覚ましいものとなっています。グラスゴーではモハメド・ファラーに敗北を喫したものの、彼は世界ハーフへの出場を明言しており、チョゲは静かな自信をみなぎらせています。

「現在のトレーニングを見ても、私が世界室内へ向けて自信を持つことができます。世界室内には多くの素晴らしい選手が出場することも分かっていますが、それでも間違いなく良い結果を残せるはずです」
2006年にコモンウェルス・ゲームズで金メダルを獲得して以来の金メダルを獲得することになるのでしょうか。

http://www.iaaf.org/news/feature/choge-3000m-portland

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