世界の中長距離

「世界の中長距離を語ろう」のまとめです。 有用な情報を抜き出して載せていきます。

カテゴリ: マシュー・セントロウィッツ

Matthew Centrowitz Moving To D.C., Still With Nike Oregon Project
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マシュー・セントロウィッツが、これまでトレーニングの拠点としてきたオレゴン州を離れ、ワシントンDCへ拠点を移すことが明らかになりました。オレゴン・プロジェクトとの関係は維持するとのことであり、サラザールのコーチングの下、セントロの父親であるセントロウィッツ・シニアがトレーニングを管理することになります。

これまでも、オレゴン・プロジェクトのメンバーがトレーニング拠点を移す例はあり、2015年にはメアリー・ケインが同様の決断を下しています(ケインはその後チームを離脱)。

https://www.flotrack.org/articles/6092469-matthew-centrowitz-moving-to-dc-still-with-nike-oregon-project

Matthew Centrowitz Will Skip 2018 Indoor Season
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オリンピックチャンピオンであり、昨年の世界室内金メダリストでもあるマシュー・セントロウィッツが、屋内シーズンを回避することが明らかになりました。これは、彼の父親であるマシュー・セントロウィッツ・シニアが明かしたもので、今後1か月間をオーストラリアで過ごし、2月か3月にオーストラリアでの初戦を迎える予定であるとのことです。必然的に世界室内も回避することとなり、連覇は狙わないことが明らかになりました。

2011年にプロに転向して以来、2014年を除いて6年間のうち5回の屋内シーズンを過ごしてきた彼にとって、今回の決定は異常事態とも言えます。故障ではないとのことですが、初戦での仕上がりや今後の動向に注目する必要がありそうです。

http://www.letsrun.com/news/2018/01/reigning-olympic-world-indoor-champion-matthew-centrowitz-will-skip-2018-indoor-season-race-australia-instead/

Matthew Centrowitz Sets Sights On Winning Worlds, Racing Longer Distances At Next Two Olympics
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以前、ミルローズ・ゲームズ2マイルに、五輪1500m金メダリストであるマシュー・セントロウィッツが出場することが発表された際、誰もがゲーレン・ラップのアメリカ記録更新を期待したことでしょう。しかし、結果は8分21秒07の7位と、苦しい結果に終わりました。
「非常にヘビーなレースでした。4分07秒、4分08秒での通過を予想していましたが、実際はそれ以上に高速に感じました」

2020年、2024年までに1500mから10000mまで距離を伸ばそうと考えている27歳は、このレースへの挑戦を後悔しないでしょう。特に、このレースに向けて行われたトレーニングでの走行距離は、確実に彼の1500mでの強さに磨きをかけることは間違いありません。

「私は昨年も、3000mで5000m~10000mを専門とするハッサン・ミードに勝利しています。間違いなく、私は5000mでよい結果を残せるはずです」

「トレーニングはこのレースに焦点を当てたものであって、調子が悪いわけではありません。リオでの金メダル獲得後、少し休みましたが、継続してトレーニングを続けてきました。今日はそのせいか、少し疲れを感じました。それが最後の800m~1000mで現れたのでしょう」

「良いニュースは、トレーニングがうまくいっているということです。今日競い合った彼らと、夏にラスト200mで競い合うことを楽しみにしています」 

http://www.teamusa.org/News/2017/February/13/Matthew-Centrowitz-Sets-Sights-On-Winning-Worlds-Racing-Longer-Distances-At-Next-Two-Olympics

Centrowitz heads to Rio with medals on his mind
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今年の全米選手権1500mにおいて、マシュー・セントロウィッツは、ロンドン五輪1500m銀メダリストであるレオ・マンザーノらを抑え優勝を果たすとともに、3分34秒09の全米選手権記録を樹立しました。全米選手権記録を保持していたのはかの有名なスティーブ・スコットです。このことからも、マシュー・セントロウィッツが全米史上最も偉大な中距離ランナーの1人であることは明らかでしょう。世界選手権では幾度もメダルを獲得している彼ですが、五輪での初のメダルを目標にリオへと向かうことになります。

リオ五輪で、最も金メダルに近いであろうケニアのアスベル・キプロプは、リオ五輪でのメダルについて、銀メダルにケニアのマナンゴイ、銅メダルにアルジェリアのマクルフィが入ると予想しましたが、セントロウィッツはその発言については気にしていないと言います。
「前回の世界選手権に基づいて予想されたものですが、その予想は何を意味するものでもありません。私は私自身のことに集中するのみです」

セントロウィッツは、同じく有名なランナーである父の教育の下、オレゴン・プロジェクトのアルベルト・サラザールによって計画されたトレーニングで成長を遂げてきました。このインタビューも、セントロウィッツ曰く「合法的な赤血球増加法」である2週間の高地トレーニングを終えたばかりの頃でした。また、サラザールは、セントロウィッツのスタミナとスピードを強化する方法として、1500mよりも短い距離、もしくは長い距離のレースをトレーニングとしてレースに取り入れてきました。室内シーズンでも3000mのレースに出場したり、屋外でも800m、そしてリオへの最終調整レースとして1000mのレースに出場したことは記憶に新しいでしょう。

世界室内でも金メダルを獲得し、好調を維持しているセントロウィッツにとって、今回の五輪はメダルを獲得する可能性が最も高い選手の1人であることは明らかです。来るリオ五輪1500mにおいて、どのような結果を残すのか注目です。

http://www.capitalgazette.com/sports/ph-ac-cs-centrowitz-olympics-080116-20160731-story.html

Centrowitz Talks World Champs, Doping Scandals, and March Madness
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・積み重なる世界大会での実績に比べ、1500mのタイムはそれに伴っているとは言えないし、それに対してがっかりもした。しかし、世界選手権で競り合う選手たちは3分30秒以下で走っているし、私もそのくらいのタイムで走れることは間違いないと思う。
・ミルローズでの屋内1マイルの自己ベストは屋外シーズンに向けて自信をつけることに繋がった。選手権レースのような、入りが遅い内容になってしまったが自己記録を更新できたのも自信になる。
・今シーズンはタイムを狙うレースよりも、戦術的なレースの割合がとても多い。しかし、もし私がどれくらいで走れるのかを分かり、計画されたレースで走ったところでどうなるのでしょう。私はここに座り、自分の限界について論じる気はありません。
・今年の屋内シーズンのレース計画に大きな違いはない。
・屋内シーズンの目的はトレーニング効果をテストすること。我々は毎年トレーニング計画や内容といった部分で、何かしらの少し新しい取り組みを行っており、それに適応できているのかをテストする。
・トレーニングでは、昨年に比べ少し重いコアトレーニングやウェイトトレーニングを行った。他はあまり変わっていないと思う。
・昨屋外シーズンでは、終盤で燃え尽きたような症状が出たため、今季はより精神をフレッシュに保てるような取り組みを行っている。
・昨屋外シーズン後、オフは2日取った。
・10kや5000m専門の選手たちとトレーニングを行うことは自身にとってプラスである。毎年、多くの時間を彼らとのトレーニングに費やし、自信をつける。その上でシーズン終盤に向け、中距離的な要素からアプローチし、スピードを磨いていく。

http://www.runnersworld.com/elite-runners/centrowitz-talks-world-champs-doping-scandals-and-march-madness

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