多くのランナーは、冬季練習で基礎的なトレーニングを積み、徐々にレースへ向けたトレーニングへと変化させていくことでしょう。それは、プロランナーも同じです。

ここでは、リッツがこれまでのコーチであるブラッド・ハドソンやアルベルト・サラザールから教わってきた5000mのトレーニングについて紹介しています。リッツが2マイルで8:11、5000mで12:56を記録した時にも行われていたものです。

注意点として、ここで紹介するトレーニング量（反復回数など）は、プロの選手が狙いを定めたレース前に行うものであるため、そのままの量を行う際にはレース前の10日前に行うか、量を調整するように伝えています。強力なトレーニングで得られるものも大きいですが、その反作用を考慮に入れなければ、逆効果となる可能性もあります。

3–5 X (600m, 400m, 300m, 200m)
疾走区間のインターバル:1-2分
セット間:3-4分
ペース:600mを10000mのペースで始めて、200mは1マイルのペースで。

2–4 X (1000m, 600m, 400m)
疾走区間のインターバル:2-3分
セット間:5分
ペース:1000mを10000mのペースで始めて、600mは5000m、400mは3000mのペースで。

1–2 X (1600m, 1200m, 800m, 400m)
疾走区間のインターバル:2-49分
セット間:3-4分
ペース:1600mを10000mのペースで、400mを3000mのペースで。

動画:https://youtu.be/t_PqGKXb_Ow

https://www.podiumrunner.com/ritz-on-running-workouts-for-the-5k_177701